6月遠方おでかけ記ラスト

今月のカレンダー、文化圏の違うとこへいく予定が3つ…(…我ながらタフ(笑))
その最後の予定、真ん中地方のメナード美術館にいってきました。
「田渕俊夫展」の最終日でした。
長谷川等伯の襖絵で有名な京都の智積院に「田渕俊夫」さんの襖絵があります。等伯を見に行って、偶然、出会ってびっくり仰天!!超!感動の作品だったのです。
墨一色で描かれてるのに草の色、桜の色、朝の光、すずめの声、ススキの間をぬける風etc
が見えるのです。そんなわけで、とっても楽しみにしてました。
せっかくの遠方なので、メナード美術館三岸節子記念美術館、円空の中観音堂…で、おまけは、友だちのお兄ちゃん所蔵の「J・A」展(?)
おまけがいっぱいくっついたなんとも…ひと粒で3日分な一日でした。(笑)
♪「田渕俊夫展」inメナード美術館
  
その場に有るもの…ひかりも風も時間もさわれるものさわれないもの
み〜んなそのまんまのまんまが絵になってる。
絵の中にすいこまれて、描いてはる人と一緒にそこに立ってるような感じです。
作品、下絵、新しい技法の展示。それから絵の具の紹介。。。
それぞれの作品群のところに胡粉・花胡粉(白)、緑青(緑)、辰砂(朱)などの明るいめ、暗いめの粉がお皿にのって並んでいます。同じ色でも粒子の粗さで色が変わるとか、この絵の色は、現地の砂を原料にしているとか…チューブから出さない絵の具は出会う機会も少ないので楽しかったです。
近くで展示してほしいなぁ!!!