ととさまの名はぁ〜〜〜

むかし、土曜日が半どんで… 「半どん」もつかわなくなりましたが。。。
その頃、アタシは可愛い小学生で、
土曜日、お昼ごはんの後は、TVを見てました。
ちょっと高い声で
「あ〜〜い〜〜、ととさまの名は、じゅうろうべぇともうしますぅ〜」
「あ〜〜い〜〜、かかさまの名は、おゆみともうしますぅ〜」
   
今、思えば、涙を誘うこのセリフ…耳にしたのは、松竹だったのか、なんだったのか、わかんないんだけど、芸能とか庶民の文化とかが、普段のくらしの中で普通に伝えられてたんだよね。。。
昨日、「阿波十郎兵衛屋敷」で、何十年ぶりかでこのセリフを聞きました。
なんかわかんないまま、聞いていたセリフは「”傾城阿波の鳴門”の巡礼歌の段」という立派な名前があって、その背景とその後を知って、超!哀しいお話やってんなぁ。。。。(涙。涙。。。)
ほんで、ここらでは農村舞台も健在で、浄瑠璃を演じるのは、普通の人だって(@_@;)
この日もくろこをはずすと みなさん女性…となりのお母ちゃんってかんじでした。
なんつーか!!この維持する力ってすごいです。