電車は面白い

昨日はひさしぶりに電車でおでかけしました。
明石からJRに乗り換えると車内に10人足らずの丸刈り中学生…。先輩たちは隣の車両らしく、こっちは幼さの残る可愛い顔の1年生ばかり。パンパンにふくらんだ学校のカバンと部活のかばんをそれぞれの隅っこに並べて騒ぐわけでなく、かしこいなぁ。
かばんの学校名をみるとぼんの高校の近く。まぁ遠いとこから、どこまで行くンやろ。野球部かなぁ。野球部って荷物が多いよなぁ。あんな、でっかいカバンふたつも大変や。でも野球部にしたら色が白いなぁ。あぁ〜1年生やからな。と、あれこれ観察してると三宮で
「あ!ここで降りるんや」 
「え?ここ?」
「おい!ここで降りるんやて」
「あ、かばん、かばん」
と不意打ちの降りる宣言に1年坊主は、転がるように降りていきました。
ところが最後に降りかけた子が、隣の車両を覗きこみ、(そ!先輩たちに動きなし)
「ん?ほんまにここで降りるンか?」
「おい、ここちゃうぞ」
「え?ここちゃうねんて」
「えぇ?ここちゃうのん?」とあたふた再上陸(>_<)
…え?何?帰ってきたん? 
当然、彼らのいたところには、私を含めほかの乗客が移動してますんよ。

パンパンにふくらんだカバンふたつをかかえ、途方にくれた彼らは、
「カバン、どこに置こう…。おれら、最悪やなぁ」
とつぶやき、足元のそこここに置いたもんだから通路がなくなりました。
尼崎で、降りる人はカバンをまたいで出口に行く始末。しかもまたいだ先もまたカバン…。次は大阪やし、たくさん乗ってきはるかも…、
「あんたらなぁ、ここのカバン、そっちの隅に積んで通路をあけ。他の人、通られへんやろ」と優しく諭してしましました。(^_^;)