(^_^;)長いけど、いっちゃえ!!


 ぼぉ〜っと見てたただけなのに懐かしい景色っていうのがあって、通学路だったり、向うにみえる山や川だったり…。景色なので基本的にはいつもかわらずそこにいてくれる。
変わらずにいてくれるから安心してココロのままにぼ〜っとできてたのかもしれません。
 短大に通ってた頃、線路の上はディーゼル車が走ってました。(私鉄は電車でしたけどね(^_^;) 
「何時の汽車に乗る?」って聞いたもんです。1時間に1本しかなかったので
「なん時台は、なん時なん分…」決まってるんです。(笑) 
電車じゃなくて汽車(笑)
乗り遅れたら一回家に帰って出直し(笑)
単線だったので「急行」と鉢合わせになると「どん行」は各駅で5分、10分と待合わせ。
何分待たされてるのか…この汽車、出るんかいなってときもありました(笑)
 でも、何分待とうがそのつもりで家をでてきてるわけだし、着いてほしい時間には着いてくれるから、こんなもんさって…のんびりしたもんです。友だちと喋ったり、ケーキを食べたり、宿題をしたり、ひたすらぼんやりしたり…今思えば ぜいたくな時間です。
 遠くまで広がる田んぼが夕焼け色に染まっていったり、渓谷のごろごろ転がる岩の間を流れる水を飽かずに眺めてたり、まいにち車窓にうっとりでした。
 汽車に乗らなくなり、何年も何年も過ぎてくうちに汽車は電車になり、単線は複線になり、乗り遅れてもすぐに次の電車がくるようになりました。
便利になったんです。もちろん各駅での待ち時間もなくなりました。
電車は新しいトンネルを走りぬけるので、あの渓谷をみることはできなくなりました。(ToT)/~~~
そうそう、廃線ウォークっていうのがあるらしいけど途中で行き倒れしそうやしと諦めてました。(^_^;)
んが!が!が!!その渓谷近くで作品を並べることに!!\(◎o◎)/!
(前ふりが、なごぉ〜なりました(^_^;)))
         
この前、作品展にきてくれた友だちの友だちが、この渓谷の景色のある「武田尾」でお店をされてるそうで作品が飾れないかなってコンタクトをとってくれました。
早速、先日行ってきたのです。(*^。^*)
川のせせらぎだけが、ずっとずぅ〜〜っと聞こえてる、時間も時代も自分もとけてしまうような生命の生きかえるところでした。
「この川、何川?」
武庫川…」
「え??? ほんなら、うちの前に流れてた川のつづき?」なんで下流の方が渓谷やねん…と思いつつ、一層うっとり♡(うちの前の流れにも想いがあるのです(^_^;)))
お店の奥には、よだれの出そうなほど素敵な幹をもつ樹齢140年のもみじのあるテラス。
その下に川が流れ、対岸は木々の生い茂る山…。
びっくりしたのは、その対岸…。一度は宅地として整地され売り出されてたそうです。山の力ってすごい!!(っていうか、あたし達が長生きいたしました…(笑)))

紅葉の頃、足腰元気な方は廃線ウォークで「武田尾のさくらや」さんへお越しくださいませ♡
…前ふりが長かったわりに今のところ、決まってるのは「紅葉の頃」ってことだけ(^_^;)