静かに。。。

        
  

オットの父は今年のはじめ、骨折で入院してから、あれよあれよと認知症が進み、
夏には一日のほとんどをぼんやりした世界で過ごすようになっていました。
我が家に大波がきたり、私自身が忙しかったりで、ほとんど顔を見に行けなかったのですが、
行くたびに遠い世界で過ごす時間が長くなっていて、自分がどうなってるのかわからない…という状態はどうなんだ(*_*)…とオットと話したことがありました。緊急性がなかったので、のんきなものです。
昨日も、そんな話をしてました。
遺影を決めておきたい。延命はしないでほしい。臓器移植は一応しません。元気なうちに会いたい人に会いに行きたい。先延ばしにしていたことが、延ばせなくなってあせってる。お墓だって買いたい。。。というワタシとは、正反対に、一切、触れたくないというオット…。
死生観とまではいかないけれど、必ずやってくることに対しての気持ちが全然ちがったのに驚きました。そんな話は今まで聞きたくない状態でできなかったに めずらしく話をしたことが虫の知らせだったのか…。。。今日義父が旅立ちました。
気難しい、怒りっぽい…と義母の言葉とはうらはらに静かで穏やかな最後です。
明日と明後日、「気をつけていっておいでね」と見送ってきます。